ゲルラッハ……こんなにも魔界に染まっちゃって（笑)
でもこれから人生が（多分）楽しくなるから、がんばれ～ｗ

ボルテッくん、オーディンという魔窟へいらせられませ～。うけけけけｗな回でした。
甘党閣下の世界のボルテッくんは何だかちょっとお人よしな面も見えるので、なるべくならあんまり酷い人生は歩まないでね～、とちょっと同情したりするのですが…………宮中に来た時点で終わりましたね。
ちょー頑張ってますけどね！皇帝陛下やリヒテン爺ちゃんやら甘党閣下やらを向こうに回して、あれだけ堂々と嘘八百な建前を滔々と語れるのならば、有能な補佐官なんだろうなぁ、としみじみ。
フェザーンだから、実力主義で当然っちゃあ当然なんですけども。どうにも黒狐に玩具にされてるイメージだったのでｗ
甘党閣下にこれでもかと揺さぶられても、意地で視線は外さなかったしな。うん。野心を持つにふさわしいだけの、強さがあって何よりです。ま、最後は揺れて落ちちゃいましたけどね。ふふふふふふふ。
義眼君のことを毒だの何だの言ってましたが、甘党閣下が既にして致死量ピコグラム単位の猛毒をボルテッくんに流し込んでるじゃないですか！(爆笑）
……今までのことを考えれば、あの黒狐がたかが息子だからって後継者にするはずなどないのに、妙なところで常識人で人が善いボルテッくんは「ひょっとして」を考えずにはいられないとか。悪辣だな～、甘党閣下（褒め言葉ｗ）
これで、フェザーン内にはブラウンシュバイク公を筆頭とする貴族派に協力するケッセルリンク側と、甘党閣下に首根っこを抑えられつつ、新たな体制の中で生き残ることを模索するボルテッくん側に分かれる事になるわけですね。あ、黒狐は地球教側で。いやあ、アッチもこっちも分裂してて大変だなあｗ
しかもボルテッくんにしてみれば、そのブラウン爺ちゃん側も実は甘党閣下の手の内だと言うことになるわけで……いい仕事してますね、フェルナー（褒めてますよ、ええ）というか、悪友という関係を囮に使いますか。あえて誤解させるように言うのは、基本の詐術ですけどね。嘘では無いし。

フェザーンの後継者問題のような副題が、実はリヒテン爺ちゃんの後継者問題なんじゃね？と思わずにはいられない悪辣さｗ
きっと甘党閣下を軍人にしておくなんて人材の無駄遣いだと内心思ってることでしょうね。しかし、現在は軍人に据えておかないといけない、というこのジレンマ。さっさと内乱が終わらせて、新帝国作って、甘党閣下を軍人から官僚に引き抜こうと虎視眈々と狙っていると見ました（笑）
甘党閣下もリヒテン爺ちゃんの「卿があの横着者の肝を冷やしてやるのじゃ」にちゃんと答えちゃうし。そんなにお爺様に甘くてどうする！このジジコン！（笑）いや、二人のコンビはとっても楽しくて大好きですけど。
きっと真っ青になりながら、ふらふら出て行くボルテッくんを見送った後で、

「……少々肝を冷やしすぎましたか？」
「なにあの程度、陛下に対する無礼を思えば軽いものじゃて。……それにしても、ケッセルリンクのことはシュタインホフから聞いておったのか？ワシの所には報告がなかったが」
「……あまり表沙汰にはなっていない噂です。情報部も知っているかどうか。ただ、こういうことは噂程度でも効果がある、と先日身をもって知りましたからね」

とかリヒテン爺ちゃんと悪い笑顔を交し合ってるに違いない（笑）
甘党閣下は原作知識の有効活用ですけどね。リヒテン爺ちゃんは本気でびっくりしただろうなぁ。
そして皇帝陛下に顛末を報告して、陛下がご機嫌で薔薇の手入れをされる、と。まあなんてステキな展開ｗ

それにしても、最近の甘党閣下は笑うことが多いですけど、どうにも見ている側としては不安といえば不安な精神状態に感じてしまったり。笑うしかないぜって事もあるんでしょうけど、躁鬱の躁状態？に見えなくもない……。疲労が濃いらしいですし、どこかで泣いたり喚いたり八つ当たり出来ればいいのでしょうけれど、精神年齢が４７歳か……理性と自制が強すぎて無理っぽい。
最近は中高年の男性の自殺率って高いんですってね、とか考えちゃいますよ！
流石にこれは深読みしすぎだとは自分でも思ってます。シャンタウあたりからずっと軽いノリの甘党閣下視点がないからかなあ。
まあ、主人公らしく苦難と苦労を乗り越えるためには、まずぼろぼろになった姿の描写が必要なわけで。そういう意味ではコチラの妄想心はきゅんきゅん☆しますがね！←駄目だコイツ…
きゅん☆といえば、虚弱な甘党閣下は今の激務続きで倒れたりしてないんだろーか、とついうっかり妄想が…………うふ腐腐腐腐腐腐腐腐。