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某所連載中の二次小説に対する、腐女子な愛を叫ぶ場所
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おおー、ワーレンさん!
…………なんだか、苦労症っぽく見えてきた。胃薬あげないとw




このヒト、悪辣な甘党閣下を間近で見ている貴重なヒトでしたね。
おかげで「あの甘党閣下なら」と考えていることの黒いこと黒いことwでもまあおおむね当たってるし。これもある意味信頼というのでしょうか……(笑)
意思決定までの場に居合わせたのは偶然。だけどもその偶然すらも仕掛けられたのか、とか考えちゃう辺りがなんとも。
しかし、あまり謀をよくする人だと思われるのも、司令長官職としてはどうなのかなぁ。いろんな意味で強いし、頼りにもなるけれど、脳筋の多い下士官辺りに対してはもうちょっと取り繕ってくれた方がいいんじゃないのかw
陰湿なものより、単純な強さこそが善とか考えそうなので……ま、その辺のあれこれは上層部や司令官クラスだけが判ってればいいことですしね。
そんなワーレンさんだけど、ミュラーのことはとっても評価してくれてるようですね。ふふふ、五十七会議室組と隔意が無いのが何よりです。
キスリング君も黒くなってしまった今、士官学校悪巧み組で残った唯一の良心か。このまま癒しポジションでいられるのかな?……まあ、この手の天然さんが笑顔で吐く毒が一番キッツイというのはお約束かw
この二人がブリュンヒルトに乗り込んだのはどういった選択だったのかは良く判らないけれども、ロイとミッタさんを外したのは仮にも忠誠を誓うわせた手前、捕縛の任に就けるのは忍びないという甘党閣下の配慮なのか。ルッツにはすぐに別働隊総指揮官としての作業に入ってもらうために旗艦から外したくなかったからか。そうなると、残りの二人で、という事になるのかなななな??
まあ、現場にいてもいなくても、胃の痛い事態ではあるかw

自身のために、と暴走した赤毛君を愕然と見ていた金髪君。ありゃりゃ~……。
腹芸は下手だし、あの様子を見れば知らなかったのだろうとは思えますが。
義眼君はどうなんでしょうね。
戦争だということを理解して、できる限りの戦力を駆使して戦っていたのは義眼クンだけですし。
赤毛君が自身の陣営でも脆い所だと判っていて、あえてスパイのような真似をさせた。当然切り崩しも其処から来るだろうと読んでそうですけど。数少ない駒を使って陰謀を嗾けざるを得なかったということなのか。想定内、なのか。
薔薇園での襲撃が失敗した以上、既にコチラは詰み。唯一のつけこむ隙だった甘党閣下の甘さもなくなる。反撃されて捕まるのは時間の問題、と既にこの展開を予想していたのかもしれないなー。
でも、あの平然とした潔い様子は、金髪君排除という目標が達成されたからなのか?と穿った見方をしてしまうではないですか。ついでに禍根を残さないために寵姫であり、不安要素のアンネも確実に排除できるなら嘘だろうと何だろうと「……渡しました」というのも吝かではないよねえ?(黒笑)
あとはあの状況下で甘党閣下に不満を持つものは、金髪君に擦り寄ってきただろうし、軍部内にとどまらず、その他の省庁にもいる不満分子とかへのイイ餌になってただろうと思うんですけどね。その辺もぽろぽろ義眼君は語ってくれるでしょうか。
もし何も語らないまま、だとするなら。義眼君があえて大人しく捕まる意義は何だろう……アンネや赤毛君に渡した薬を、義眼君が自身の為に持ってないとも思えないんですけどね。
……おもえば、甘党閣下とさしで会話していた部分の描写はないんですよね。
ビックリした甘党閣下が水のんでただけし。なにを話したのか、回想シーンでも出てこないかなぁ。でないと、奴は本音の部分は口をつぐんだまま、死刑台に上がりそうで……なんていうのは腐女子の妄想で夢見てる部分ですけどね。
黄金樹を滅ぼしたいというのも、帝国やそれが産み出したもの全て憎い、というのはわかりますが……金髪君について覇権を取ったとしても、全てを滅ぼすだけで新しい何かを生み出せると自分で思っていたんでしょうかね?この頭のいい男が。憎しみから生まれるものがある、とか?
原作ロイよりもよっぽど破滅思考だよなぁ、と溜め息しきりです。
義眼君に拾われるはずだったワンコはそのうち他の艦隊司令官の誰かに拾われるのか、甘党閣下が拾うのか。ちょっと気になるところです。そしたら名無しだったワンコの名前はオーベルとかになるのかも(笑)
原作の時から、潔さと徹底的にやる容赦の無さは結構好きです、義眼君。
まあ、いろいろエゲツナくて真っ黒いわけですけども。ソレガイイw


さてここにきて、苦労してただろうに影の薄かったシュタインメッツさんがようやく司令官代理ですね!今まで我慢してきた甲斐があったというべきか。しかし下の分艦隊司令官達がアレではやっぱり苦労は続くのか……こっちにも胃薬追加?
そして先任という事で、微妙に貧乏くじっぽいルッツくん。いや、普通に考えれば他に一歩先んじて武勲を立てるチャンスではあるはずなのに、なんでこうも可哀想な気分になるんだろう……(笑)
別働隊の軍医達が大忙しかもしれませんねw
ある意味、今までの緊張状態という微妙な均衡から開放されたからか、力が抜けたとはいえ、すでにお疲れモードとはwそんな別働隊で大丈夫かw
この通信の間、甘党閣下は何時もの笑顔なんて欠片も浮かべてなかったんでしょうね。うん……緊張せざるを得ないよなー……いや、笑顔でも別の意味で怖くて緊張するだろうけど。
ついでに副司令長官という上位者を失ったことで、作戦の成否は全て自分達に掛かってくるということが、大きなプレッシャーになってるのかもですが。
そのへんは「油断せずに行こう」と気を引き締めていって欲しいものです。がんばれー。
ヒルダも猛獣使いからは開放されて、陰謀に巻き込まれる心配も無くなって、安心して仕事に集中できそうですしね。

あとは辺境地域の抵抗がどの程度になるかも気になります。
案外あっさり降伏するのか、徹底抗戦か……原作ほど戦うことはないと信じてますけども。
さらには、この知らせを受けた同盟やフェザーンの動向も。どんな風に踊ってくれるのか楽しみで楽しみで。
ヤンがベレー帽とって頭をかきむしってそうですよ。

そしてなにより、皇帝陛下ー!
お心落とさずに、新たなる年を楽しみにしてください!!!と奏上申し上げに行きたいですよ……。

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さよならオーベルさん…
私、オーベルシュタインは本当に好きなキャラなんですよね。
晩年、凡百の専制君主というかキュン主に堕してしまったラインハルトを面と向かって否定できる唯一の人として。
誰からも公平に嫌われ、公平に理解されない人は裏を返すと誰に対しても公平であったと同時に、公平に人間と言うものを理解していない人でもあったのですが。
そんなオーベルさんもこれで最期か、と。
味方を嵌める、という点でエーリッヒに嫌われるオーベルシュタインですが、同時にエーリッヒがローエングラム朝の臣下ルートを歩んだ場合、ラインハルトの反対者として協力し合える恐らく唯一の人でもあったでしょう。
双方胃を痛めながらラインハルトの理屈に合わない、というか門閥貴族と同じ理屈の戦争を諌め続けるオーベルとエーリッヒというのも読んでみたかった気がします。

とまあ義眼氏に対する歪んだ愛情はここまでとして、ラインハルトぇ……実にみっともないぞ。
というか、この人本当に自分の置かれた状況わかってないのに野心はそのままとか何と言うべきか……
門閥貴族を打倒して元帥になったとしても副司令長官のまま。
元帥府はエーリッヒの前例からして開けそうに無し。
同盟打倒を成し遂げた後、司令長官に必要とされる能力は戦時の武勲より平時の安定。
となると強いだけではな駄目で、安心と信頼と、ついでに配下に出世の可能性を見せてくれる老齢の人、ということでメルカッツ、というのは社会経験ある人なら誰でも判ると思うのですが……
ラインハルトは境遇が特殊過ぎて、軍隊内での社会経験すら碌に学んでないですからね……
だけれどもせめて覚悟ぐらいはしていて欲しかった!
フザール 2011/07/26(Tue)12:38:40 編集
Re:いやいやまだまだ油断は禁物!
最後にもう一花咲かせる策謀があっても納得するんですけどもね!

フザール様の愛が素晴らしい……思わずウットリしました。
義眼君は誰に対しても公平で、ソレは自分自身に対してもそうであったのかなとか。
もし臣下ルートだったなら、ぶつぶつ文句を言いながらも、それでも義眼君と二人で金髪くんを上手く操縦するのに腐心する甘党閣下というのも見れたかもしれませんね。
仕事に対してとても真面目、と言う辺りでは非常に馬が合いそうですし(笑)でも甘党閣下のストレスはマッハでしょうねえ。
それとも意外な姿を見て義眼君を見直したり、付き合い方を覚えたりするんでしょうか。ケーキとか差し入れてるうちに、アレがいずれデレたりする姿とかもあるのかも??
……義眼君のお家でわんこ(ただし老犬)とまったり戯れる甘党閣下というのもいいなあ。←妙な妄想スイッチが入ったようですw

金髪くんは純真な子供のままであったのかな、と言う気もします。原作でもその傾向はちらほらありましたけどね。
英雄を英雄たらしめるのは本人の資質云々よりも何よりも、周りの人々と状況なのか――と言うのが原作の主旨なのかと思ってました、私は。
抜きん出た才能がヒトとの関わりを避けさせて、その結果人格的な円熟味を増す為の成長をどんどん阻害して、そしてまた人が避け……という負のスパイラルですね。
ゼークト・フォーゲル・エルラッハが彼に対して見せたその責任の重さは「自身がひたすら真面目に職務を勤める事」に集約されてしまったので、社会的な自分の立場までまだ考えが及ばなかったんだろうなあと。過去の悪行に足を引っ張られたとも言いますかw
まあ疑問としては、はたして今の金髪クンが本気で簒奪を考えていただろうか、というところもあるんですが。
ここ一番の興味は甘党閣下に追いつけ追い越せでしたものね。
だからこそ、義眼君たちが黙って策謀していたんじゃないかという気もしなくもなくもなく……覚悟を付けるも何もなかったのかな、とか。うん、その辺が明らかになるだろう先の更新が楽しみですね。ふふふうふ。
【2011/07/27 22:42 つくも】
勉強になるなぁ
最近、あちらの感想は荒れ気味ですが、銀英伝が好きだという思いが伝わってくる内容と描写に元々他の感想に比べて熱く考察語る方やいろいろ詳しい方がいて、疑問に対する答えも感想で説明されることが多かったんですよね。だから、あちらの感想は読んでいて楽しのですが、困った方達も増えたなぁ(^^;)。腐女子は隙間をあれこれ想像するのが楽しいのですが、この萌え語りもいろいろ言う方いますしね(苦笑)。『思い入れのあるキャラは贔屓したいじゃん』これも書き方次第とわかる男爵夫人描写・アンネローゼ暗殺犯説の感想・考察でございました。
ルッツ、取り敢えずは他の司令官達に協力要請でしょうか。ミッターやロイは内輪の相談会で結構周囲との理解を深め、同情されてた気もします。「我々が聞いても大丈夫ですか?」「かまいませんよ」のあたり、他の人は声かけるの嫌だったんだろうな。ミュラーは遠慮したのもあるのだろうけど、ラインハルトの八つ当たりは発散型に対して、エーリッヒは笑顔が怖い。笑顔が途切れた瞬間が一番怖いと艦橋のあの場にいた人達は思ったことだろう。
シュタインメッツは大丈夫だと思うのだけど、ラインハルトの分艦隊のメンバーはどうだろう。オーベの策とはいえ、考えなしにエーリッヒの戦術能力を不安視したり、艦隊司令長官よりも統帥の方がとか言ってた方達だから、他司令官だけでなく、その幕僚の受けが悪いと思うのですよね。
それこそ功を焦って馬鹿なミスしなきゃ良いのですが。ヴェスターラントは回避できるのかな、と思いつつ、まだ安心できない。
オーベの不幸は駒がない上、ラインハルトに彼の毒を使える能力がないこと。多分、ヤンの方が彼の毒と思考を理解できる。彼に忠誠心など求めても無駄なんですよね。利害でないと。その辺がラインハルトは解ってない。ラインハルトを肯定し続けるキルヒアイスの功罪かなぁ。彼がいるからネガティブにならず、姉を助けるんだって思い続けることが出来た半面、協力者を作ることに不熱心だった。現在の不正や不平等を訴え、軍事・政治の実務者達に改革しなくては未来はないと思わせることをしてこなかった時点で駄目なんですけどね。この方、自分は上位者を無能と見下し続けたくせに、地位が上になるだけで忠誠は得られないと学んでないから。
本隊はメルカッツが胃痛だろうけど、別働隊は等しく胃が痛い気がする。多分、生き生きするのはヒルダぐらいではなろうか。辺境の戦闘は領主次第かなと思います。マリーンドルフ伯みたいに結構安定した統治していて領民から慕われていたら、助命嘆願もあるだろうし。平民出身のエーリッヒだから、略奪はないと思ってもらえれば、取り敢えずの戦闘は回避できると思うのだけど、短期を焦って援助の約束など大盤振る舞いしそうな分艦隊にヒルダが怒りそうだな。『政治的判断』は多分、ロイやヒルダの得意領域だし。頑張れロイ。ここで頑張れば、ロイとミッターはラインハルトの暴走を防ぐために司令長官が配属していたのだと思ってもらえる…かもしれない。
皇帝陛下、普通に考えると気落ちするだろうけど、ブルーブラッド陛下だと「あれにも多少の気概はあったか」と笑いそうだ。
個人的に、善良な陛下よりもブルーブラッド陛下の方がすんなり納得いくのですよ。だって、生きることを楽しむようになってから、リヒテン爺ちゃん始め爺様’Sを下に置いてるからね。ある意味、皇帝の裁可という伝家の宝刀の使い方をよく知っている。そして、ラインハルトには侮り続けた陛下の恐ろしさを知って欲しいのですよ。彼は反逆という罪と帝国を背負うことの重みを理解していなさ過ぎだから。
aya 2011/07/26(Tue)17:07:00 編集
Re:日々勉強です……。
某所で連載してた腕◎関白を読んでたときも、感想欄の深すぎる考察やら専門知識てんこ盛りやらにびびったものですが(笑)
世の中いろんな知識の泉を持った方々がいるものだと、ネットを徘徊してるとつくづく思い知らされます。
そんな方々の考察やら説明やらをありがたく拝読している身としては、感想欄というのもネットの世界だとその作品を形作る1つでもあるんだなあと思ったりします。それも含めて楽しめるのはイイ事だなあとも。
まあ、そもそも感想というものが感情に基づく物でもありますし、多少熱くなるのはしょうがないとは言え……書き方次第は耳に痛い話ですw

周囲の提督たちに同情されているロイとミッタさんというのも何だか面白い構図ですよね。でもまあ、この別働隊の中でも政治的なことに関してはヒルダと一番話が通じるロイと、先陣をかけていく疾風なミッタさんですから、別働隊の中ではしっかり働けるんだろうなとあんまり心配はないですよね。甘党閣下の腹心の部下として潜り込んでいたと思ってもらえるかどうかは……そんな誤解も楽しそうですよね。ふふふふふ。
なので、シュタインメッツがどこまで下を押さえきれるのかが肝かも。
なにしろあの金髪クンが抜擢した手前、この内乱で功を上げなきゃ艦隊の再編人事で何処に飛ばされるか判ったもんじゃないですし。必死さが何処で無謀に繋がるのか、その辺も気になってます。ヴェスターラントは回避できても、同じような星がないとは限らないですしね。どうなることやら。
平民出身の司令長官だから、と言うのが何処まで信頼になるのか。どうせ上に立つやつらはみんな変わらないんだろう、と思うしかなかった辺境の民衆が、はたしてその儚く見える希望に縋るだろうかという気もしますし。となると、ルッツさんという平民軍人が別働隊総指揮官をやっているのはプラスに働くのか?……うーむ。この辺のさじ加減というか、辺境統治の実態がよくわかりませんしね……クロプシュトック公みたいなのがいたら長引きそうです。

オーベさんの毒は諸刃の剣ですよね。多分ヤンは思考を理解できても、その手は使わないよ私は其処まで思い切れないからね、と嘯いて次善の策を再提出って書類にハンコ突いて差し戻しかなあ。駄目だしを食らう義眼君とかなんか萌え。

妖怪爺ズを従えて、本領発揮なブラック陛下だと「愚かな…」で終わっちゃうのかしら。ある程度長い年月愛でてきた愛玩人形でも未練は無いほどブラックに磨きが掛かるのか!ある意味、アンネの進退は陛下次第ですよね。一瞬脳裏に
「どうだ、弟やその親友の助命を愛妾らしく強請ってみるか?」
「陛下……もし、もしそれが許されますなら」
「だが断る!」どーん☆
見たいな場面がよぎってしまったデスヨ。
アンネにも赤毛にも金髪くんにも……なにより義眼君に陛下の凄みを味わって欲しいですね(笑)
【2011/07/27 22:44 つくも】
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腐女子よりもすでに貴腐人と呼ばれる程度には、妄想世界に棲息中。
いつもかなり隅っこの茨の中を1人で爆走します。
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