謀略も外交も戦いですね。
ジジイにウットリだ……。

色々と失点が続いてたキスリング君頑張る、ですか。
ようやく内務省関係を潰す手がかりが入るとなれば、嬉しいでしょうね。
随分と簡単に確保できたような描写でしたが、其処に至るまでの下調べとか計画とか、色々見えない苦労があったんだろうなと。
此処で逃したら、アウトですからね。失敗が許されない、というプレッシャーもあるし、ほんと眠れぬ日々だったんじゃないでしょうか。描写されないアレコレを色々と妄想するのが腐女子という物ですが、あえて妄想させる作者様も酷いなｗコチラの妄想力を試しているのか！とお聞きしたいトコです(笑）
あっけないほど簡単につかまったフロト－大佐も、権力に物を言わせて弱い相手を嬲る事を趣味(？)にしていたのなら、軍人としての訓練も士官学校卒業以来、碌にしていないんじゃないのかなぁ？という推測も出来ますし。
そりゃあ、日々キスリング君の下でこき使われている憲兵隊の精鋭にしてみればあっけないでしょうよ(笑)
でも部下の怪我を気遣うキスリング君はいい上司っぷりを見せていて、慕われてるんだろうな、何て妄想しました。
あの甘党閣下の腹心で親友である、とも憲兵隊では言われてるだろうし。だから、というのも相まって、きっと不正や不当に虐げる事をしない、と平民上がりの方々からの信頼を得ていることでしょうしね。
そんな事実をフロトー大佐が知っていたのかは分かりませんが、甘党閣下をあれだけ恐れている相手にしてみれば、その親友なんて何をされるか判ったもんじゃない。キスリング君に名乗られた後、絶望感が一気に襲ったでしょうね……決して手加減されない、と思っちゃったわけですから。
まあ、両親殺害事件についても尋問される、と思ったんでしょうが、キスリング君はそれは知らないのかな？
左手とはいっても、破棄されたという甘党閣下の部分は誰が知っているんだろう……ケスラーも内容まで知っているか、はっきり描写がないのでなんとも。
まあ、この事実が公にされてしまうと、甘党閣下の行動に私怨があるのでは無いかと要らぬ憶測が流れてしまう気もするので、その辺はヒミツのままかな？それとも、両親の事件も含めて裁判にかけることができるのか……うーん。そういえば、帝国って時効は無いのかしら。罪状によるのかな？帝文取った甘党閣下に解説してもらいたいところです(笑)


そして、白狐さん！ヨブさんと化かしあいとか、生き生きとしてますね！！
迎えうつヨブさんも楽しそうです。同盟内部じゃ、マトモに舌戦とか駆け引きとか楽しませてくれる相手が居ないのかも。
フェザーンの中立というのはほんとに危うい物なんだな、と改めて思わざるをえません。
思えば、金と舌先三寸でのらりくらりと渡ってきた訳ですし。立場的には帝国の自治領でしかない。
国ではなく、いわゆる１つの緩衝地帯であるということは、均衡が崩れれば容易に蹂躙される場所だという事をフェザーン商人は常に考えているだろうに……まあ、だからこそ、色々暗躍をしているわけですけども。
でも同盟はフェザーンをひとつの主権国家として見なしているのかは判らない、かなあ。
市民感情がどう動くのか欠片もわからないですが、帰ってくるかもしれない隣人の事よりも、今まさに自身の身の安全が脅かされる、となったらフェザーンの確保に民意が傾いていく可能性は高いのか。もしくは中立地帯として、自分達の盾になってもらわなきゃいけないし。
まあ、その所為で捕虜交換が反故になっても、帝国側としては「やはり反乱軍(同盟)は信ずるに足らず。コチラの誠意をやつらは踏みにじったのだ」と事実を突きつけて喧伝すればすむ事ですし、そのまま敵意は戦意に繋がりますしね……。
そんないろいろを思いながら二人の会話を見ていると、本当に楽しそうです。自分は絶対混ざりたくありませんがｗ
白狐さんがヨブくんに「帝国は戦争したくない」と思わせるためにのらくらとしているのか、ヨブ君としてはそれを利用してなんとか同盟側に有利な状況を作り出そうと苦闘しているのか。
……レベロに何処まで本心を語っているのか、未だに疑わしい辺りがヨブ君の魅力ですねｗ
ま、１つだけ確実なのは、黒狐さんは帝国同盟のどっちからも捨てられてる、という事でしょうか。

あとはどこで地球教が表に出てくるのか、楽しみですね……ふふふ。