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某所連載中の二次小説に対する、腐女子な愛を叫ぶ場所
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副題がとっても意味深だったり皮肉が利いていたりする事があるので、今回もこれは誰から誰への信頼とか忠誠だ?と頭を抱えたんですが……




まず初っ端が『忠誠何それ美味しいの?お金になるの??』なフェザーン組だったので、コレはあれか「そんなの関係ネェ!」という意味か!と1人で笑ってたりしました。
そして、同盟へも、地球教へも、たぶんフェザーンにすらも欠片も心を置いていない辺りが黒狐さんの黒狐さんたる所以だなあ、としみじみ。ゲームの駒でしかないのかと。
コノヒトは己の才覚のみで乱世を渡りきることが生きる悦びなのだな、と思いますね。
こんなのに近づいちゃったのがルパート君の不運でしたね。大人しく数年待っていれば、また違う道も開けたろうに……。
まあ大人しく座して滅びを待つ黒狐さんでは無いので、何処まで華麗に盛大に巻き込んで滅びるのか、楽しみにお待ちしていますとも。

そして爺ちゃんたちもしみじみ語ってますが、なんとも動乱の一年だったんですね。
というか、甘党閣下は年の初めには降格されて少将だったことを考えたら、笑うしかないというか。何だこの昇進速度。階級章を付け替えるのも大忙しじゃないか!(笑)
甘党閣下が自分でちくちく付け替えたのか、ヴァレリーが付け替えたのか、ちょっとだけ気になります……
いろんな意味で歴史に残る運命の487年ですね。
そして、来年も忙しくなる事は既に確定してるとか、そろそろリヒテン爺ちゃんたちも過労死を心配しなくちゃ駄目かもです。
このトリオはすっかり信頼関係が出来ていて良いですよね。

フロトー大佐はあっさり吐きましたか……内務省とは欠片の信頼関係もなしなんだなw当たり前ですけど。
せめて素直に色々吐いて、情状酌量を狙ったか、相手も引きずり込もうと狙ったか。何処かに収監されても、口封じで殺されたら意味ないですしね。
もっとも、もろもろの事で裁判にかけられて、死刑は確定してそうですが。
そういえば、どなたか判りませんが昔の感想に拍手が来てたんで「なんだ?」と思ったら、カストロプ公の事をリヒテン爺ちゃんと甘党閣下が会話してる回でした。真相を知ってるのかな?と書いてたのですが、今回それが明らかになってくれましたね。
目と目で通じ合ってるのもちょっと萌えだったのですが(笑)、ちゃんと会話してたんだ……ただしヴァレリーの居ないときに、でしょうけど。
昔の感想文まで目を通してくださってありがとうございます。改めて自分でも読むと妄想振りがちょっぴり恥ずかしいw
でも流石のリヒテン爺ちゃん。グリンメルス爺ちゃんが左手だと感付いている辺りは、やはり一流の政治家ならではの観察眼というべきか、陛下のお傍に控える者として当然の事というべきか。
そんな事を穿り返しても、確かに誰も喜びませんよね。
ましてや陛下はまだ御存命だし……そう陛下!!
なかなかお姿を見せてくださらないので、しょんぼりです。
新年の宮廷参賀とか無いのかな。
まあ内乱状態でそんなものしてられんというのはあるでしょうし、近衛もまだまだだろうし。というか、そもそも近衛人事って宮内省管轄なんでしょうか。普通の軍務省じゃなくて、あくまで宮内警備って事ならそっちになるのか?……なら、大捕り物が終わって掃除が完了するまで、近衛の編成も出来ないよなあ。
大人しく後宮に居るのも勤めか、と陛下もちょっぴり残念そうです。いや、でもまだまだ舞台に上がるときはあるはず!


そして、大晦日。
まさかこんな日にアンネローゼが連絡を取るとは。というか、赤毛君なんだ……あっさり引っかかりすぎて、なんとも(^_^;
それとも、例え罠だとしても、何とか危険を伝えて気をつけてもらわなくては、だったのか。
もう希代の悪女何だか、聖女何だか、どっちだ?それとも単純に普通の女だからこそ、か?
言葉だけを読むのならば、赤毛君に金髪くんを抑えてね、と言っているように見えますけれど。それを受ける側の赤毛君のほうが欠片も余裕がないなんてアンネローゼは想像してたのかな?
知らないってのはこういう事か、と。
アンネローゼの中では、きっと昔のままのジークとラインハルトで、不満や不平があってちょっと怖いこと(簒奪だけど)を考えているにせよ、子供のまま暗殺やら陰謀やら恐ろしい事はしないもの、だったのかな。噂は噂であって、状況からそういった濡れ衣が着せられかけている、と思っているのか……。
それはとっても綺麗だけど悲しい信頼という気もします。
10年前からまるで相手が変わっていないと思うのは、現在の目の前の相手を全然見ていないのか、夢の中の過去の残像にすがっているのか、と。
いや、以前に甘党閣下と対面を望んだんだから、何処かで歪になってきている願いに気が付いていたのかな……とは思いますが。
そして何もできないことに改めて気が付いたのかもしれませんね。だからって、何も告げない事で自分は関係ないと思い込もうとしたのかと言いたくなるのは、アンネローゼを私が好きじゃないからですね。ファンの人ごめんなさい。

そして、赤毛君の金髪くん大好き病という盲目の信頼と忠誠が、途中まではちゃんと見えている状況を最終的に間違った方向に誘導しちゃうとか、なんかもう……原作でも一歩間違えばそうだよな、何て思ったりもしますけど。
いや、原作だと自分が怖がる相手が居ないから冷静だっただけか。……全ての目立つ部分は金髪クンが負っていたから、敵意や反発も金髪くんに向けられる物でしたしね。赤毛君に向くのは、腰巾着に対する蔑みといったところでしょうか。それも、提督になってからはある程度認められて、安定してただろうからなあ。

というか、結局のところ、自分達が何をしてもアンネローゼは大丈夫と思っている辺り、皇帝陛下の愛情を信じていますよねw
寵愛がいつまでも続くもの、心変わりもしなければ切り捨てられる事もないと無意識に信じているのは、自分ならアンネローゼを捨てる事などありえない、と思っているからか?(苦笑)
だとするなら、ベーネミュンデ侯爵夫人の事から何も学んでいない、という事になるなあ……ああ、アンネローゼほど素晴しい方と比べるなって事なのか。
なんと言うかこの辺はまだまだお子様なのかな。
カイザーリング事件にもぶち当たってないから、不思議な男女の機微に考えをめぐらす事もなかっただろうし。

まあ、あれですね。いみじくも原作金髪クンが言っていたように本当に追い詰める必要は無く「追い詰められると信じ込ませればそれでいい」爺連合の策に嵌っちゃったよユー!ですね。
爺ちゃん怖い!そこに痺れて憧れr…………たら何だか人間として駄目になるような気もする……(笑)

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