赤毛君ですね……。ううむ、がんばれー、と言いたいのだけどもどもどもども……

静かな副司令長官室かぁ……いや、本来はそういうものなんでしょうけど。甘党閣下のところと違って寂しさ倍増。しかもソレを欠片も気が付いていないところが金髪君なのでしょうか。
というか、オーベルはともかく、其処に放り込まれているシュタインメッツが可哀想ｗ
実は胃薬が増量してるんじゃね？と疑いを持ってますがどうでしょう。
思えば、あの金髪君の下で勤めてた割にはキャラ薄い人なんですよね……あんまり印象に残らないというか。実直な軍人さんなんでしょうけれども、その内心を是非見てみたい気がします。
どんな思いで他の艦隊司令官や艦長たちを見ているのか、きーにーなーるーｗ
甘党閣下に対する金赤義眼の批判的な言葉を、スルーしながら内心は頭を抱えてるのかなかなかなー？とかね！
というか、きっと副司令官付きの女の子達はハンカチかみ締めてますよね(笑)
麗しいお顔を眺められるなら、ちょっとはヤルキになるかもしれないのに、当の本人は引っ込んだっきりで、きっと女の子達と親しく言葉を交わそうなんて欠片もないでしょうし。ここでも味方を作るフラグをへし折ってるとか、金髪くん残念極まりないなー。
普通のお友達も少ないんだから、女の子友達なんてもっと居ないだろう金髪くんはとってもとってもその辺の機微は考えないんだろうな。
赤毛くんはむしろそれを助長しそうな気がするのですが。「アンネローゼ様に頼まれたからには、いらぬ虫などラインハルト様には近づけない！」とか使命感に燃えてたり？
原作では他の人たちとのクッションになってたけど、この世界だと周り中が敵だから自分が護らないと、とか気負ってそうですしね。
そんなんだから、赤毛君との仲を腐女子にいろいろ妄想させるはめになるのさ！

「副司令官も顔はいいんだけどねぇ……」
「アレは副官とガチでしょ」
「そうよね。女の子に興味ないわよねー。二人の世界を作っちゃってるし」
「鑑賞にはいいけどぉ」
「そお？男であれって、かえって腹が立たない？」
「…………女の敵ね」

なんて給湯室で評価が下されていると思います。
つーか、きっと原作よりも赤毛依存度高い気がする……何しろ、味方がほとんど居ない状況ですものねえ。
…………ええ、腐女子妄想は尽きないのですよ。姉含めての３角関係とかね！男性諸氏の居るここでは見せませんけど！(笑)

まあ、それはともかく。
甘党閣下の金赤を引き離すお誘い。
この世界じゃ、赤毛君は金髪くんから離れて単独の艦隊行動とかしてないんですよね。…………赤毛君をみんなに認めさせる好機ではあるので、ある意味釈迦ならぬ、甘党閣下のくもの糸、なんでしょうか。
でもそういう見方はきっとしないよな、あの人たち。単純に離間計だと思うのかはともかく、好意からとはきっと思わない。
……最近は黒糖閣下なので、読んでるこちらも単純にそう思えない辺りがなんとも(笑)
腹黒苦労人リヒテン爺ちゃんと話してると、とっても楽しそうですし！
まあ、うっかり本音をヒルダパパに聞かれちゃったりしてますけどね。文字どおり「ババ」と相対する羽目になるわけですし。
ジジウケはするけど、ババウケはしないんですね、甘党閣下(笑)
意外な発見です。ジジイキラーなだけでも充分とは言えますけど。
むしろ以外だったのが、御婦人方がごく普通に夫を大事にしてるっぽいコトかなー。この人たちが普通ってとっても大変なことなんじゃないのか、と思ったりしますけど。
自分達の立場をそれなりに理解している聡明さは、皇帝陛下譲りってコトかしら～～～なんてくるくるしてました。

しかしこの辺からどの辺までが甘党閣下たちの筋書きなのか、偶然なのか、わけわからんー！と頭をヒルダパパのように抱える羽目になりましたです。
甘党閣下の視点がないので、真意が読めない読めないｗ
むしろそれを狙ってるだろう作者様に、思わず泣きを入れそうになっちゃうんだぜ☆