そんな訳で、皇帝陛下の花舞台！ヒイイヤアアッハアアアアア！
…………。
すいません、何だか上手くテンションが戻らなくて、時間が掛かりました。
どうして脳内にウサミミつけた皇帝陛下が跳ね回る姿とか、ネコミミ付けたリヒテン爺ちゃんがあらわれて、バラ園を追いかけっこしている姿を妄想しちゃったのか…………イクラナンデモ、ケモミミ妄想ハナイワー……。
追い出すのに時間が掛かるとか、どんなギアのはいり方したんでしょう、自分……(遠い目)

それはさておき、気を取り直して。
なんだかゲルラッハ君はすっかり貧乏くじと言うか、胃を痛める人代表のようで……まあ、染まっていますけれども（笑）
すっかり達観してる気がします。自身の考えがどうであれ、立場としてはどう足掻いたって、甘党閣下・リヒテンラーデ側にしか見られないんだから、せいぜい自分に求められている仕事を全うしよう、とか。……潔いのは嫌いじゃないデスヨｗ

それにしても重厚で素敵な舞台ですよね。うふふふふ。
皇帝陛下がかつての病んで怠惰なお姿から、すっかり覇気と威厳を取り戻した魅惑のお姿になっていると信じてやまない皇帝スキーですが何か？
なんたって、とっても楽しそうですしね！というか、リヒテンじいちゃんと阿吽の呼吸ですっかりおしどり夫婦っぽいです。まあ、なんだかんだと長い付き合いですしねぇ。
しかもしかも！
ブラウン爺ちゃんが決して暗愚ではない発言をしていますよ。うへへへへ。
後ろに控えているアンスバッハとかフェルナー達ブレインの教育のおかげかしら。
きっとこの日までに現状の分析とか、将来的ないろんな可能性を散々話し合ってきたんだろうな、なんて思います。
…………酒の肴にして、笑ってるだけじゃないと信じていますとも。ええ。きっと愛情込めた弄り倒しがあるんだろうと信じてますとも。がんばれ我らのブラウン爺ちゃん！←ぇ。
あの甘党閣下に貴族の誇りとか感情が何とかでは理詰めで負けるって良くわかってるじゃなーいｗ
そもそもジジイ連合・帝国４大悪魔と魔王を相手取って、勝てると思えませんものねえ。あらあらうふふ。
乗せられて吼えちゃうどこぞのお貴族様に、そりゃあ顔が真っ青になるってもんですね。そんなアホに担がれたら身の破滅ってのが、まざまざと見えますし。

まあ、それはそれとして。
発言を見てると、甘党閣下は貴族の悪意を一身に受けるよう誘導してるとしか思えないんですけども。
またこの子は１人で危険なところに飛び込む、なんてヴァレリーが呆れてもしょうがない気がしますよー。本当な生き残ることに必死なくせに、どうにも最近その辺が麻痺してきてる気がしますね。罪悪感か、無意識に逃げる場所を求めてるのか判りませんけれども。
もちろん、他の爺連合もそれなりに身の危険はあるだろうけれど、旧体制側からしてみれば、まだ話の通じる相手だろうと思えるだろうし。甘党閣下は魔王という破壊者でしかありえない。
自分達の地位を、今までの既存の概念をことごとく覆し、世界を破壊するものに見えるんじゃないかなー。
平民からしてみれば、逼塞する世界を、閉ざされた道を切り開く光に見えて……あれ、魔王ルシフェル様はそもそも光の天使で、天に逆らって堕天したんでしたっけね。
そうなると、傍にはべる女性はリリスがいーのか？リリスになれるお嬢さんは誰だー？
その辺の恋愛模様の推移も気になるところですけども。あの甘党閣下だからな(笑)

ま、甘党閣下のお姿もウキウキなんですけども、何より視線で発言を促す皇帝陛下がね！目と目で通じ合っちゃう悪巧み組がね！！(笑)
皇帝陛下はこの大舞台の指揮者ですか！うひひひひひ。
演出脚本は甘党閣下としても、それを上手くこなす役者が揃って何より！
何より五体満足で玉座にお座りになってる皇帝陛下に、ジークカイザー！なのですよ！

……しかし、まあ平民としては、この時点では疑心暗鬼でしょうけどね。
幾ら皇帝陛下が、甘党閣下が主導しているとは言え、暗殺もテロももちろんのこと、平民と言うだけで理不尽に命が奪われていく現実を常に目にしていると、早々上の言うことを信じきることは出来ないんじゃないかな。
上の偉い人たちが何か言ってるけど、俺達の生活は変わるもんじゃない、と言う諦念と絶望が何処まで染み付いているのか。
甘党閣下という前例があっても、それはあくまで軍部での特殊例だし。
うん、早く本当の歓喜で「ジークカイザー！」を叫ぶ時が来るといいですねえ。