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某所連載中の二次小説に対する、腐女子な愛を叫ぶ場所
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ええと、学生時代マトモに歴史や政治を勉強もせず、理系に進学。
社会人になってからようやく歴史の読み方?(ぶっちゃけ妄想の仕方w)の面白さをちょっぴり感じた戦略謀略には超ド素人がここに居ますが、とーーーーっても楽しく拝読しているんですよねー……多分に間違ってる楽しみ方かもしれませんけどw
むしろ素人だからこそ楽しめてるんじゃないか、とも思ってますが。
もちろんより深く分かっていれば、分かっているなりの楽しさもあるだろうと思います。
でも、政戦略に詳しくなければ楽しめないってのは嘘ですよね。
どんな作品であれ、受け取り方・楽しみ方は人それぞれだし、それが自分に合わなければ読まないって選択肢もあるのが自由ってことですよね。
面白くもないものを読むように強制されるのは、小学校の読書感想文課題図書だけでおなかいっぱいです。
……あー、あと仕事に必要な諸々の資料とかで私のライフはもうゼロよ!って感じなんですが。
だから何が言いたいかっていうと。
面白いんですよ!楽しいんですよ!大好きなんですよ!!ってことです。
え?今更?…………まーいいじゃないですか。好きって言葉は何度叫んでも♪



さてさて。
こういう謀略解説ターンの感想というか妄想は非常に書きにくいんですけれども。
ケスラーの黒化はありだな~、と思います。
なぜなら、そのほうが私が萌えるから!(胸張り)
まあもっとも、其処まで懐疑的に見ながら原作を読んでると、他の人々の金髪君に対する忠誠って言うのはなんだろうとまで考え始めてしまって、ぐるぐるしちゃいますがね!……というわけで、読み直しを一端途中でやめました(笑)
そもそも原作はともかく、この世界のケスラーってば妙に謀略とか政略に長けた部分が表現されてましたからねぇ……。
甘党閣下のあの思索は、そういったケスラーを身近で見て聞いて知って、その上で原作の彼もそういう性向があったのではないかと考えるに至ったのかもしれませんしね。
カイザーリングの時だって平然と甘党閣下を囮にしてたし、第三次ティアマトの時だって同僚にすらも作戦行動を隠したまま居続けた。果ては、闇の左手解散などという嘘すらも甘党閣下に付き続けた。
甘党閣下も、ケスラーが闇の左手だという事を知った後も、納得しこそすれありえないとは思えなかったのは、只の軍人にはありえない政治的バランスをも考えた行動が取れるとカイザーリング事件のときに知ったからではないのかな、と。
ちょろりちょろりとケスラーは甘党閣下に関わってくるんですが、さてそれは簒奪を目指す金髪君を有形無形に手助けする甘党閣下を危険視していた部分もあるのかなとか。
それは果たしてグリンメルスハウゼン爺ちゃんに指示されたのか、ケスラー自身が考えて動いたのか。
「恐ろしい男になった」と言った意図は、はたして誰にとって恐ろしいと思ったのかな、とか。
新艦隊創設のときも、その意図するあたりを考えて訊きにきたりとか。
どう考えたって、作者様がケスラーの謀略に長けた一面をじわりじわりと出していたようにしか思えませんが。というか、十四話くらいからの伏線回収とか、どんだけ長いんだ!と呻いても良いですよね……今は何話目ですか……。
そんなこんなで、この話を書き始める前に、どんだけの思索と考察を重ねてこの世界を構築していたのか、それを話の中に構成する上で伏線として示してきたのか、作者様がほんと恐いなーとしみじみ思った次第の今話です。
ま、其処に痺れる憧れるぅ!と読み続けてるので良いんですがねw

ともあれ。
甘党閣下がケスラーの事を非常に評価し有能だと認めた上で、帝国にとって自身が有用である限りは不利な事をしかけてはこないし、協力できるだろう……という信頼はしてると思うのです。
もっとも、ケスラーが望む「有用」は新帝国の支柱という偶像になること。ある意味、原作の金髪クンのような孤独になれと言ってるわけですが。
甘党閣下の原作ケスラー評だと、金髪くんすらも切り捨てる冷徹さを併せ持っていたハズですが……そして、甘党閣下をも、必要と在らばそうすると思ってるのかもしれませんが。
でもあの夜、廊下で涙を流したケスラーを、甘党閣下は幸か不幸か、知りませんからね~。
この辺のすれ違いがまた可愛いのうwなどと甘党閣下を愛でる原因でしょうか。
他にも「警察はたいした事なかった」とか「内務省に健康状態を尋ねた」とか、ちょっぴり首を傾げつつ、スルーしていたところが重要な伏線だったとは、またしても上手くしてやられたぜ!!と地団駄を踏んだ今回でした。

そんなこんなですっごくお疲れな甘党閣下にココアを差し上げたいところですが。
応接室を出るときに「偉大な勝利者であり、最高の謀略家だったと思う」と考えた直後。
「でもケスラーはロリコンなんだよな……そういう意味でも勝利者か」
とか呟いたら、あら不思議。
シリアス空気がいっぺんに壊れるですよ。

この世界のケスラーははたしてロリコンに成るのか否か。
甘党閣下もロリコンになるのか否か……非常に気になる問題です……。

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向こうは荒れますねぇ
何か渇いた笑いが零れそうです。今までは荒れても短期だったんだけどねぇ。なんかピリピリしてて書き込みするにも微妙に気を遣います。その分、こちらで呟きたくなるんですが、どうかご容赦。
九十九様が喜ぶと思った黒ケスラーですが、やはりツボでしたか。この方、ある意味ヤンのポジションに近いのかな、と思います。自分が一番にはなるつもり無くて、ベストよりもベターを選ぶ。
№2不要論を翳したオーベはラインハルトをカリスマでもってトップにすることに拘ったのは、艦隊司令官達の忠誠心が実際の所、希薄だったせいかと思うんですよね。ラインハルトの下でのより「まし」な新銀河帝国。結局、どんな国家を作るかを提示しきれていないから、功名争いを招く結果にもなる。
勿論ビッテンみいな心酔してるのもいるのですけど、メックリンガー他、元帥クラスはラインハルトの短所知ってる気がします。結局、姉とキルヒ以外は見ていない。ヤンを失ってからは特に、皇帝も義務でしかなくなってるし。戦ってなけりゃ虚しさただよう皇帝陛下。内政からいえば、まだ敵を求めて戦争を続けるのかと、舌打ちしたい気分になった人も結構いると思うんですよね。ロイは半分自滅ですが、野心家であると同時に認められたい人だと思うのですよ。揺らぎながら、それでも能力からいえば重臣として帝国を支える事が出来た人だと。エーリッヒの下で嫉妬と憧憬と苦笑まじりに飼われていて欲しいです。こやつが叛乱起こすと本当に傍迷惑だから(笑)。
ケスラーがエーリッヒに肩入れした当初はあくまでも対貴族に有用な駒だったからだと思うのですが、「恐ろしい男になった」と言った時点では、エーリッヒが単なる貴族嫌いなのではなく、貴族社会を壊滅させるのに退く気がないと実感したせいでしょうか。帝都防衛を担ったあたりから、貴族との対決姿勢は見えてただろうけど、ラインハルトに肩入れし、それが駄目なら見切りをつける。ケスラーも左手だったわけだから、ラインハルトに力添えするのは上からの指示もあったと思う。ただ、エーリッヒは貴族を倒した後の絵を描いていたところが違うと思わせたのかなと。結局、ケスラーにとっての一番は「帝国の安定」だろうし。
まあ、エリザベート辺りが女帝になって、エーリッヒが婿入りして皇帝即位ルートも残ってますしね。
派手な戦闘も良いけど、謀略戦もそれなりに楽しい私は経済情報専攻の文系です。
aya 2011/06/11(Sat)02:07:31 編集
Re:嵐はほっとけば通り過ぎますしね。
荒れたというか、皆さん熱かったですね……私もおかげで此処で呟いちゃいましたが。
ええ、黒ケスラーはツボでした。嗜好がばれてるw
そして敢えてぼかしてた忠誠心の薄さを言っちゃいますか(笑)
ま、メックリンガーもそうだし、文官連中もかなり冷静に距離を置いて金髪くん見てますからね~。他の方々がそうでないとは言い切れない……首を切られないために忠誠を抱く振り、なんてのも出来ますからね。それで考えるとビッテンのあの忠誠も、とかぐるぐるし始めてしまいます。
そんな読み方してると、誰も彼もが黒くて銀河暗黒伝説みたいになっちゃいますがw
そんな中でロイの反乱が「皇帝陛下は敵を求めておられるのだ。自らを輝かせる事のできる強大な敵を。ならば俺のできることは……」とか考えてたんだったら、何て思ったりとか。ええ、戯言ですが。
結局大人しく飼われていても、噛み付いても、はた迷惑な人ですね(笑)

金髪くんに力添えしていたのは皇帝陛下からの指示も含めていたと思うし、甘党閣下のことも協力者になる……場合によっては金髪クンの帝国での左手になりうる、統括する事もできる人物だと思っていたのかな、何て思ったりもするのですが。
今の皇帝陛下の御指示はどうなってるのかな?金髪くんは放置なのか、アンネローゼのために最低限の安全は確保させたいと思っているのか、その辺までは判断が付かないですねぇ。
ケスラーの最終的な目的が「帝国の安定」だとして。……それを思い定めたのは何故だったのかな、何て事も考えたりします。キスリングもそうですが、ケスラーも何時から左手で、どうしてそれに入ることになったのか、気になります。この辺は流石に描かれる事は無いかしら。

ドンパチよりも陰険なやり取りは萌えますよね~。ふふふふ。
経済情報専攻!すごい!私が授業を受けてたら一発で眠れる自信がありますよ(笑)
でもまあ、あんまり馬鹿すぎても社会生活が営めないので、ぼちぼち経済学の基礎辺りも勉強しています。あと西洋政治史とか……オタクだから、作品の資料と思えば結構何でも読めますしね!努力と萌えの方向が間違ってる気がひしひしとしますけど(笑)
【2011/06/12 21:54 つくも】
黒ケスラー
 ココア閣下のケスラー評、一読目はかなりの違和感を持って読んだんですが、自分で租借した結果、今はもうそれしか考えられないくらいシックリきてます。つくもさんの感想が、だいたい私の辿った思考そのままで笑いました。
 よくよく考えると実は似たもの同士ではないかと思えるエーリッヒ伝のココアさんとケスラー。ココアさん、本当はケスラーの立ち位置に行きたかったんじゃないかと。
 原作後半で国の安定の為に金髪君を切り捨てるだろう思考は、ココアさんが自分ならこうするってのも入ってるのかなーと。ついでにラングと義眼を始末する。うん、効率的。
 しかしそのような評価をしている相手から「帝国の支柱になれ」とか言われて、どんだけ心理的負担がきたんでしょうかね。
 金髪君を頭に据えて進言する立場になりたかったのであろうココアさん。ケスラーに対してはおまえがそれを言うのかっていう気持ちもあったのかなぁ。

 …荒れるのは反応する方も悪いんですよね。向こうではひたすら本文に対する感想に徹する事にしたいと思います。
ky 2011/06/11(Sat)05:06:32 編集
Re:黒ケスラーらぶです!
おお、同じような思考経路を辿ってましたか。
ということは、あんまり間違ってはいない推論なのかな? 民主主義的発想でいけば、多数は正義ですからね!(笑)
確かに、金髪クンに提言する程度の位置で居たかったんだろうな、と思いますよね。元帥府で兵站関係とか取り仕切って、ひっそり目立たずそのうちフェードアウト、が甘党閣下の見てた甘い夢ですものね。
まあ、原作後半のようになった時、誰かが帝国の為に金髪くんを始末するだろう、と言うのは思考に入っていたと思います。
……ま、甘チャンな甘党閣下だから、もしその場で何かができるなら、社会的に切り捨てて回避する手段を考えそうではありますけども。ラングと義眼に対してはやっちゃえ!かもしれませんし、この世界と違う付き合い方をして、二人にバタフライ効果が現れるかもしれないし、IFルートは考え始めると止まりませんね!(笑)

煽りは反応すると喜んでるみたいなので、あんまり構うのはどうかな~と。なかなか我慢するのも大変ですが。
あの変な空気を作者様への熱い感想で塗りつぶしてしまえ!などと思ってます(笑)
【2011/06/12 21:56 つくも】
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